辛かった事はもういうまでも無く自分自身がアパレルに興味がなかったって点に尽きますよね。
このおかげで、的確なアドバイスとかも出来ませんでしたし、やりがいを見出す事も出来なかったんですよね。それにもっとアパレルに興味があれば、自分自身ももっと楽しかったと思うんですよね。
いろんな服に囲まれているんです。しかもそれをどうするかであれこれ相談されるんです。
アパレルに興味があれば本当に楽しかったと思うんですけど、自分自身があまりアパレルに興味がなかったがために、どうしても深いアドバイスとかが出来なかったな~って。
アパレルが好きではない自分
お客って結構見てますからね。だから自分がアパレルが好きな人間なのか、それとも仕事だからなのか。
これは何となく見透かされていたかもしれませんし、自分自身が興味がないからこそ、それを見透かされているんじゃないかなって思っちゃってましたよね。
それこそお客の方が詳しかったりセンスが良かったりするんですから。そんな環境だったので、まぁアパレル店員っていう立場そのものが辛かったですよね(苦笑)
でも、退職するまで3年くらいいたんですけど、最後までアパレルそのものに興味を持つ事はありませんでしたよね。
よく「好きこそものの上手なれ」って言うじゃないですか。あれって満更でもないな~って。
だからアパレルに興味を持たない自分自身こそが一番辛かったのかもしれませんね。興味があればやりがいとかももっと出ていたでしょうからね~…。
辛かった事・売り上げ編
売り上げ面で辛かった事もありましたね。まずはお店の売り上げそのものが無い時。平日なんかだと結構あるんですよね。だからもうこればっかりは本当に気まずいと言うか。
もちろん運もあるんですし、担当している人間のせいではないと思うんですけど、それでも売り上げが無い時には責任感じるというか…。
売り上げないのに嬉しそうな顔しているのも気まずいですからね。後はこれはもうアパレルでは常識なのかもしれないですけど、買取ですかね。服装は自由ではあったんですけど、暗黙の了解的に自社のものにすると言うか。
だから同僚とか先輩たちも、誰に言われるでもなく、購入していましたよね。平日で売り上げが無い日には自分で購入して売り上げにしたり、なんて事も見ましたし。これは正直厳しかったです。
初めのうちは事情が解らないじゃないですか。だからそこまでしなかったんですけど、次第に状況もなんとなくではありますけど、解ってくるじゃないですか。
暗黙のルール
そうすると、売り上げが無い時にはもう、自分で買うっていうのが暗黙のルールっていうか。
ただでさえそんなに高い給料ではないですから、そこから差し引かれるのはかなり痛手だったんですよ。
でも、もうそんなムードになってしまっていましたから、どうする事も出来ないっていうか。
また男物のアパレルって高いんですよね(苦笑)出来れば安いのを…って思っても、Tシャツですら数千円とか。
買取る時にはいつも「もっと安いアパレルショップにすれば良かった」って思いましたよね(苦笑)